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2024.06.26
技術・品質
フラッシュバット溶接用治具。

こんにちは、工和の高木です。

暑くなりましたね、、今年は去年よりも大幅に遅れての梅雨入り。

しばらくは不安定な天気が続きますがジメジメに負けず爽やかに過ごしてまいりましょう(‘◇’)ゞ

さてそんな本日ですが弊社で製作した治具の紹介です。

なにやら不思議な形、、のこのブロックはフラッシュバット溶接用の治具です。

パッと見は1個のブロックの中に加工形状でくり抜いてあるように見えるのですが、、

実際は3個のブロックから成っています。

それには理由があり、フラッシュバット溶接はいくつかある溶接のうち接続させたい物の端面同士を突き合わせて溶接する方法なのですが

この溶接方法は溶接したい部分が同じ面積である必要があり、かつそこにずれがあるとうまく溶接ができないため、外側からしっかり挟み込む為にこうなっています。

 

実際はもっとブロック間の間隔は狭いのですが加工が対になってるこの状態で挟み込み、接続面を突き合わせた状態で電流を流して溶融して加熱された状態で反対面から強い加圧をして接続します。

と、ここまで説明しましたが弊社では治具の製作までで溶接工程まではしないので作業はここまでで終わりなのですが、、(´ー`)

少し専門的な内容になりましたが今日はこの辺で☆