こんにちは、工和の高木です。
本日の内容はタイトルにある「機械の油、ぜんぶ抜く」なんですが、しっかり説明させていただくとNCマシニングセンタの切削油を入れ替える作業になります。
切削油は加工中に切削工具や加工する材料が熱を持たないように噴射していて、加工中に噴射している時にはあまり目立たないのですが
実際は使っていくうち汚れていきます。
なのでだいたい半年に一度のペースで古くなった切削油を完全に抜き、新しい切削油と入れ替えます。
さてその入れ替え方法ですが、まず古い切削油を抜き取る作業です。
以前まではこの装置を使い吸い上げていたのですが、、
20ℓ缶がいっぱいになったら大きい缶に流し込んでという作業を繰り返していたのですが、この作業がなかなか大変でした。。
何かもう少し楽に作業できる方法がないかと相談したり調べてみた結果吸った切削油を直接大きい缶に流し込める方法にたどり着きました。
従来の20ℓ缶は吸い込む力を発生させる役割のような使い方をし、吸い込んだ油はダイレクトに大きい缶の中に流れていきます。
この方法に変えてから入れ替え作業が本当に楽になりました。
抜き取った後の切削油はこんな感じです。。
ひえー(;゚Д゚) と声が出そうになる汚さじゃないですか?
これではやっぱりいい加工はできないですしより良い製品はつくれません。
なので、変な話切削油は入れ替えなくても機械は問題なく使えるし加工もできるんですが
必ず半年に一回のサイクルで入れ替えるようにしております。
ついでにフィルターも綺麗にしておきます。
完了!!
こぼれた油もきれいにして、、
作業完了です!!
手袋を置く位置はちょっと意識してます(笑)
気持ちのよい綺麗な切削油が蘇りました(*´з`)
そんなこんなで今日はこのへんで失礼します☆